文化や言葉が異なる国を訪れると、思いがけない風景や仕組みに心を動かされることがあります。
今回お話を伺ったのは、イングランドから日本を訪れたスカイさんとレオさん。
以前から日本に来てみたいと思っていたという2人。
実際に訪れてみると、街のスケール感や身近な設備に、意外な驚きを感じたといいます。
「とにかく全部が大きい」街のスケールに圧倒
日本に到着してまず印象に残ったことについて、スカイさんはこう振り返ります。
「思っていた以上に、建物が全部大きいなと感じました。
街全体のスケールが想像よりもずっと大きかったです」
写真や映像では見ていた日本の都市風景も、実際に歩いてみると迫力が違ったようです。
街中にずらり。自販機の多さにびっくり
街を歩いていて特に目についたのが、日本ならではの自動販売機でした。
「本当にどこにでも自販機がありますよね」
「こんなにたくさんあるとは思っていませんでした」
飲み物をすぐに買える便利さはもちろん、街のあらゆる場所に設置されている光景そのものが、新鮮に映ったといいます。
「いつでも買える」コンビニの便利さ
日本で便利だと感じたものについて聞くと、2人は口をそろえてこう答えました。
「自販機とコンビニですね」
「本当にどこにでもあって、いつでも何か買えるのが便利です」
必要なものがすぐ手に入る環境は、日本ならではの暮らしやすさとして強く印象に残ったようです。
日本での買い物。包丁とテーマパークの思い出
日本で購入して印象に残っているものについて尋ねると、スカイさんは「包丁」を挙げました。
「キッチンナイフを買いました。とても品質が良くて気に入っています」
一方、レオさんは少し照れながら、こんな思い出を教えてくれました。
「テーマパークでは、つい色々買ってしまいました」
実用品からエンターテインメントまで、幅広い買い物体験も日本旅行の楽しみのひとつになったようです。
現金が下ろせない?日本ならではの“お金の壁”
日本で少し困ったことについて聞くと、スカイさんは「現金」にまつわるエピソードを語ってくれました。
「現金を引き出そうとしたのですが、近くに使えるATMが見つからなくて少し困りました」
海外のカードが使えるATMが限られていることを知らず、しばらく探し回ったこともあったそうです。
「使えるATMが見つかるまで、少し大変でしたね」
外国人の目に映った、日本の日常の風景
大きな街並み、至る所にある自販機、いつでも開いているコンビニ。
そして、現金文化ならではの戸惑い。
スカイさんとレオさんの言葉からは、日本の日常が「便利さ」と「独自の仕組み」の両方を持つ国であることが伝わってきます。
海外からの率直な視点は、
私たちが当たり前だと思っている風景を、あらためて見つめ直すきっかけを与えてくれます。
