銀行員という安定した職業を捨てた男性。その後2年かけて準備した新しい仕事に…「凄い」「人生は一度きり」「応援してます」

銀行員という安定した職業を捨てた男性。その後2年かけて準備した新しい仕事に…「凄い」「人生は一度きり」「応援してます」

銀行員として働いていた男性が、ある志を胸に退職し、新たな道へ踏み出しました。
@ichigo_boyさんが、自身の新しい就職先についてTikTokに投稿し、話題になっています。
彼はいったいどんな夢を抱いて、新しい仕事に挑戦したのでしょうか?

農園を甦らせたいという思い

農園との出会いは、祖母から「地主さん(友人)が使っていないハウスがある」と言われたことだったと@ichigo_boyさんは話します。

実際に現場を見てみると、ビニールが破れ、作物が枯れ、ゴミが散乱していたそうです。大切にされていた農園が放置されている現実と、友人の続けてほしかったという思いを知った@ichigo_boyさんは、この農園を甦らせたいと強く思いました。

飛び込んだ先とは…(ichigo_boyさんより提供)

農家をめざす中で地域ならではの慣習や考え方に戸惑う場面もあり、販路拡大を良く思われないこともあったようです。

周囲からの心ない言葉も受け、より一層挑戦したい気持ちが強まった@ichigo_boyさんは本格的に挑戦することを決意。安定よりも、自分の選択に責任を持って進む道を選びたいと考え、2年勤めた銀行を退職しました。

農業ボランティアへ行った時の様子(@ichigo_boyさんより提供)

2年かけて農園を立て直した

@ichigo_boyさんは退職後の2年間、県外で研修を受けながら、月に一度は荒れた農園の片付けに通っていました。その間、認定新規就農者としての申請に向け、市役所や普及センターと事業計画の作成や面談、融資の相談なども進めていたそうです。

2年前の農園(ichigo_boyさんより提供)

農園の作物に「いちご」を選んだ最初のきっかけは、祖母に届けたいという思いから、手間はかかるものの価値を伝えやすいいちご栽培に魅力を感じたといいます。

農園を甦らせたい(ichigo_boyさんより提供)

人の顔が見えるからやりがいがある

香川県では、販路を自分で選び、直売を中心とした農業に取り組むことも可能です。@ichigo_boyさんは、就農1年目から自分なりの農業の形を模索できる選択肢があることを伝えていきたいと話しています。

また、全国には同じように放置された農地やハウスがたくさんあるので、そうした問題の解決にも少しずつ貢献していきたいとのことです。

実際には、天候・病害虫・収穫量など思うようにいかないことの方が多いのだとか。それでも「おいしい」「また来ます」などと声をかけてもらえた瞬間、すべてが報われると@ichigo_boyさん。

人の顔が見える農業ができていることが、何よりのやりがいだといいます。

いちごの収穫(ichigo_boyさんより提供)

農業が「選ばれる仕事」になる未来

@ichigo_boyさんは、地域との関わりを大切にしながら、直売を中心とした新しい農業のロールモデルになることをめざしています。今後は、子どもたちが土や作物に触れる機会をつくったり、農業や食への興味が自然と芽生えたりするような活動にも取り組んでいきたいとのこと。

農業が「続かないもの」ではなく「選ばれる仕事」になる未来を、自分の実践を通して示していきたいと話していました。

いちごの販売(ichigo_boyさんより提供)

投稿には、「凄い」「人生は一度きり」「応援してます」など@ichigo_boyさんを励ます温かいコメントがたくさん寄せられました。
丁寧に育てられたいちごは、手に取る人にも前向きな気持ちを届けてくれそうです。

提供元:ichigo_boyさん(TikTok)

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