年の離れた兄妹が仲睦まじく過ごす姿は、見る人の心を優しく解きほぐしてくれるものです。
中学1年生の頃からお兄ちゃんのことが大好きでたまらない妹さんと、そんな2人を温かく見守る家族の姿が、「こんなお兄ちゃんが欲しかった」と大きな反響を呼びました。
あれから約1年。
お兄ちゃんは高校を卒業し、大学生として新たな一歩を踏み出しています。
今回は、時間を重ねる中でさらに深まった一家の絆と、その後の様子を追いました。
学校へ行くお兄ちゃんを引き止めるために泣いていた0歳の妹
当時の記事で振り返られたのは、お兄ちゃんが中学1年生、妹さんがまだ0歳だった頃の微笑ましいエピソードです。
妹さんはお兄ちゃんが学校へ行こうと立ち上がるだけで「行ってしまうのではないか」と察して泣き出してしまうほどお兄ちゃんに懐いていました。
困ったお兄ちゃんは、自分が大切にしているスマホを妹さんに預けることで「スマホを置いているうちは、まだ出かけないはずだ」と安心させ、泣き止ませる工夫を凝らしていました。
お互いを思いやる優しさと成長しても変わらない仲のよさ
最初の撮影から4年ほどが経った当時、妹さんはお兄ちゃんが泊まりがけで出かけると「いつ帰ってくるの?」とママに何度も尋ねるほど、変わらぬ愛情を抱いていました。
お兄ちゃんもまた、インフルエンザで自室に隔離されている最中に妹さんから体調を気遣われたり、金欠だと言いながらもクリスマスには妹さんのためにプレゼントを買って帰ったりと、妹思いな一面を随所に見せていました。
お菓子を巡って小さな言い合いをすることはあっても、互いを大切に思う関係性は多くの視聴者を癒やしてくれたのです。
大学生になったお兄ちゃんは車の免許を取得し妹たちの送り迎えも
それから約1年が経ち、お兄ちゃんは大学生という新しいステージで日々を過ごしています。
大きな変化は、お兄ちゃんが車の免許を取得したことです。
今では自らハンドルを握り、妹さんたちを動物園やさまざまな場所へ遊びに連れて行ってくれる頼もしい存在になりました。
ママが仕事で帰宅が遅くなる日には、自ら買い物を済ませて妹にご飯を作ってあげることもあるそうで、その献身的な振る舞いはまさに理想のお兄ちゃんそのものです。
13歳差でも対等な喧嘩?姉妹でお兄ちゃんを奪い合う賑やかな日常
お兄ちゃんが大学生になっても、妹さんとの距離感は以前と変わりません。
13歳の年齢差があっても、現在もしっかりと「喧嘩」をするほど遠慮のない仲なのだそうです。
また、実は年子の妹がもう1人おり、現在は2人の妹でお兄ちゃんを取り合っているという、賑やかで幸せな光景が日常茶飯事となっています。
家族の形がライフステージに合わせて変化しても、お兄ちゃんを中心とした兄妹の深い繋がりは、よりいっそう強固なものになっているようです。
怪我を乗り越えて走る姿を!妹たちと願うお兄ちゃんの復活と未来
現在、お兄ちゃんは大学でも陸上競技を続けていますが、ここ約2年ほどは怪我の影響で思うように走ることができていません。
ママは今後の目標として、妹2人を連れて、お兄ちゃんが大会の舞台で元気に走る姿を久々に見に行きたいと願っています。
家族の温かい支えを糧に、お兄ちゃんが再びトラックを駆け抜ける日はきっと遠くないはずです。
これからも支え合い、共に成長していく兄妹の未来を、心から応援したくなる取材となりました。
提供元:@erikoro54さん(TikTok)



