私「どっちの服がいいかな?」男性「めんどくさ」まさかの回答を貰った数年後…夫に同じ質問をした結果に「最高のフォロー」

私「どっちの服がいいかな?」男性「めんどくさ」まさかの回答を貰った数年後…夫に同じ質問をした結果に「最高のフォロー」

InstagramやTikTokで、人間関係や夫婦・パートナーシップ、会話の距離感をテーマに、漫画と文章を発信しているB.B軍曹(@b.bgunso@b_bgunso)さん。

B.B軍曹さんの投稿は、日常の中でふと引っかかる違和感を、あえて言葉にしながらも、「こう考えるべきだ」と結論を言い切らない点が特徴です。
強い言葉を使いながら、判断は読み手に委ねる。その距離感が、多くの共感を集めています。

今回の投稿も、そうした発信姿勢が色濃く表れたものです。
背景にあるのは、「人と関わるたびに、なぜか疲れてしまう」という感覚でした。

言葉にできなかった違和感が、テーマになった

B.B軍曹さんはこれまで、仕事でもプライベートでも、大きな衝突があったわけではないのに、会話のあとにどっと疲れてしまうことが多かったといいます。

気を遣っているつもりなのに、
本音は言えず、あとから「言わなければよかった」「ああ言えばよかった」と考えてしまう。

人間関係とは、そうやって自分が削れていくものなのだと、どこかで思い込んでいた時期もありました。

そんな経験を重ねる中で、B.B軍曹さんの関心は次第に、「出来事そのもの」よりも、「その場で交わされた言葉」に向くようになります。
同じ出来事でも、置かれた言葉ひとつで、記憶の残り方がまったく違ってしまうのではないか。
今回の投稿は、そんな気づきから生まれました。

元カレとのやりとりで残った、ひと言

昔々、B.B軍曹さんが当時付き合っていた彼氏に、出かける前の服装について「どれがいいと思う?」と意見を聞いたことがありました。

しかし返ってきたのは、「めんどくさい」という言葉。

それ以上の説明はなく、その一言で会話は終わってしまいました。
服選びという些細なやりとりだったにもかかわらず、その言葉だけが強く記憶に残ったといいます。

出来事の内容よりも、「どう返されたか」。
そのひと言が、やりとり全体をネガティブな記憶として固定してしまいました。

同じことを、夫に聞いてみたとき

数年後、結婚した後も、服選びに時間がかかること自体は変わりませんでした。

自分でも少し気にしていたからこそ、「また同じ反応をされたらどうしよう」という不安を抱えながら、夫に同じ質問を投げかけたといいます。

返ってきたのは、
「俺のセンスを試す気だな」
という言葉でした。

否定でも正解でもない、少し肩の力が抜けるような返し。
そのひと言によって、服を選ぶ時間そのものが、前向きな記憶として残りました。

出来事ではなく、言葉が記憶をつくる

同じ行動、同じ質問。
それでも、返ってきた言葉によって、体験の意味はまったく変わりました。

前者は、思い出すたびに引っかかる記憶として残り、
後者は、「一緒に過ごした時間」として記憶に残った。

この違いは、相手の性格の問題ではありません。
また、「正しい言い方」を知っているかどうかでもありません。

どんな言葉が、どんな距離感で置かれたか。
それだけで、出来事の意味や、記憶のされ方は大きく変わってしまうのです。

言葉の内容より、「置きどころ」

B.B軍曹さんが投稿で大切にしているのは、「正しい言葉」を示すことではありません。

同じ言葉でも、
受け取る人やタイミングによって、助けになることもあれば、重荷になることもある。
だからこそ、「こうあるべき」と言い切る表現を避けています。

背中を強く押すのではなく、
いったん言葉を差し出す。
どう受け取るか、どう動くかは、読み手に委ねる。

その姿勢は、これまでに刊行された
『全てのネガティブをプラスに変える夫 髭の 「人生満点じゃなくてもはなまるだ 編」「NGと書いてナイスガイと読む 編」「さては人生3周目だな 編」』
といった書籍にも、一貫して流れています。

違和感を、なかったことにしないために

今回の投稿は、
「元カレと夫の違い」を描いた話であると同時に、
日常の中で見過ごされがちな違和感に、目を向ける試みでもあります。

答えを急がず、正解を押しつけず、
それでも、違和感をなかったことにしない。

言葉の置きどころひとつで、
人との距離や、記憶の残り方は変えられるかもしれない。

そんな視点を、静かに差し出す一編です。

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