ー株式会社キャステムさんでは、普段どのようなものを作っているのでしょうか?

弊社は1970年創業の鋳造(ロストワックス精密鋳造)と焼結(金属粉末射出成形)、2つの製造技術を用いて印刷機や工作機、電車、ロケット部品、医療機器など、さまざまな産業の金属部品の製造をおこなっています。

ー実際にこの大きさの依頼がくることはあるのでしょうか?その場合、どういった用途で使用されることが多いですか?

あります。血管内を映すカメラなど極小のレンズであったり、超小型機器のギア部品(MEMS)などがあります。その他、極小鉗子の部品、刺しても痛くない医療用の針、生物の一部再現などにも応用可能で、研究開発が進んでおります。

肉眼でもはっきりと確認できない極小すぎる製品たち。
投稿には「カーペットに落としたら絶望説」「凄すぎるし、電子顕微鏡でしか見えないの草」などのコメントが寄せられています。

これらは医療などの私たちの生活に必要なものとして役目を担っていることが分かりました。気づいていないだけで日々お世話になっているのかもしれません。私たちの生活を支えてくれている技術に驚きです。

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