マイヤリング「hanana」(株式会社マイヤリングス様より提供)

ー会社を設立するにあたり、不安なことはありましたか?

小学生で会社を設立するなんて想像できなかったですし、明日どうなるのかわからないという不安で怖いと感じることもありました。ですが、責任感を持ちすぎず大人に頼ることで自分の不安を軽減するようにしていました。

今は会社を作ってよかったなと思っています。自分に自信を持てない時期があり不安な気持ちがたくさんあったのですが、知らない世界に踏み込んでみるのはすごい楽しいと感じます。
この体験をできたのはラッキーではありますが、そのチャンスを自分の努力で大きく成長させることができたと思っています。

―現在の業務はどのようなことをしているのですか?

マイヤリングのデザイン開発や、より広めるための企画を考えています。

マイヤリングの活動は子どもたちの発想やアイデアを1つひとつ大切にし1つひとつ形にしていくことをテーマにしており、それを実現するために何をすべきかを日々考えています。
そのために病院や施設の子どもたちにも広めていくためのイベントなどを企画中です。

過去に入院をしていた時期があった舞さん。舞さんにとって病院はマイナスなイメージが大きかったようですが、同じように入院している子どもたちと一緒に何かを作ったり遊んだりすることで楽しい空間を作ることができました。その経験から同じような境遇の子どもたちに楽しみを見つけられるような場を作りたいと思い日々活動しています。

「現在は施設や病院だけでなく、バザーやお祭りのようにみんなが集まるようなイベントができたらと思っています」
さらに、マイヤリングの特徴を活かして、小児がんの子どもや薬の副作用で髪の毛がない子たちにも帽子にマイヤリングをつけてもらいたいと考えているようです。多くの子どもたちに届けたいという熱い思いがあるようです。

自由な発想やアイデアを形にして、多くの人々にその“楽しさ”を体験してもらいたいと願うマイヤリングス。今後どういったアイデアが生まれるのか楽しみです。

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