9・10月限定御朱印授与の金刀比羅宮 三穂津姫をイメージした限定パフェも
785段の階段を上がった先にある、金刀比羅宮の御本宮。
785段の階段を上がった先にある、金刀比羅宮の御本宮。
“こんぴらさん”の名で親しまれる金刀比羅宮で、9月・10月限定の御朱印が授与されています。三穂津姫(みほつひめ)を祀っている三穂津姫社の屋根の葺き替えを記念したもので、9月、10月、各1,000枚限定。なくなり次第終了となっています。
「三穂津姫は、金刀比羅宮の祭神である大物主神(おおものぬしのかみ)の妃で、三穂津姫社は御本宮の隣にあります。本来であれば屋根の葺き替えがあると大きな奉祝行事を行いますが、今回は多くの人が集まる形では行えませんでした。ですが、参拝いただいた方と少しでも喜びを共有できればという思いから、金刀比羅宮で初となる限定の御朱印を授与することになりました」
限定御朱印は一般的な御朱印帳の見開きの大きさ。感染対策のため御朱印帳の受け渡しはせず、朱印紙をいただいて自分で貼るようになっています。受けられる場所は、御本宮前の御神札授与所のみ。1人1枚限りで、御初穂料は1,000円です。
限定御朱印の授与に合わせ、参道の途中にあるカフェ&レストラン神椿では、限定パフェが提供されています。
三穂津姫をイメージして作られたこのパフェには、五穀豊穣の神にふさわしいバリエーションに富んだ食材が用いられているのが特徴。和栗やゴマ、黒豆アイスなど多彩な素材を用い、豊かな大地の恵みを表しています。また、十二単(じゅうにひとえ)をイメージした赤いチョコレートと、底に敷き詰められたカシスのジュレにはさりげなく金粉を散らし、全体的にやさしい雰囲気のデザインとなっています。
少しずつ涼しくなってくるこれからの季節。御朱印とパフェ、ふたつの限定を楽しみつつ、秋のこんぴらさんを満喫するのもいいかもしれません。